最近、試験的に始めたのがドラマディクテーション。
ドラマ1話分をMP3にし、iPhoneに取り込んでディクテーションしています。
もともとドラマのセリフを全部文字に書き起こして、その訳文を考える、という作業を通訳スクールの先生がおすすめされていました。先生はなんとドラマ1本分、この作業をしたそうです。これまで何度か字幕を見ながらセリフの書き起こし作業をしてみたのですが、こちらは継続できませんでした。いっそのこと、リスニング強化も兼ねて、音声だけ聞いてまずセリフを書き起こし、それからセリフの訳出作業をしてみてはどうだろう?と思いたちました。やってみたところ、聞き取りやすいと思っていたドラマでも、聞き取れない箇所がちらほらあります。一見時間がかかるように思えましたが、音声だけ聞いて作業する(画面を見て字幕を打ちおこすわけではない)ため、耳と手だけで作業を進められるので、作業効率は悪くない気がします。セリフはPCに打ち込んでいます。1日にたとえ15分しかできなくても、耳のトレーニングに良さそうです。なかなか楽しい作業です。

気づきもありました。
登場人物のセリフを1文毎にリプロし、それから書き起こすことでリプロの練習にもなるのです。このリプロはニュースのリプロと異なり、会話調の強弱のある音なので、会話練習にもなりそうですね。

スクールの先生おすすめの学習法をずっと試したいと思っていましたが、字幕を見て書き起こす作業はどうにも退屈で続きませんでした。書き起こしをディクテにしてしまうことで、書き起こし作業自体を楽しく行うことができそうです。ドラマは背景の効果音が邪魔になることもあるので、リスニング強化にもってこいかもしれません。

使っているのは《青果巷》という文化物保護をテーマにしたドラマです。
楽しめるドラマですが、先の展開を知りたくて止められなくなるタイプのものではないので、ドラマを鑑賞しつつも、理性的?にディクテ作業を並行できると思い、このドラマにしました。まだ1話途中です。先生のように全話達成するのが目標です(^^)