August 2012

多読の効用

中国語の多読を開始して2年になります。

本腰を入れて原書を読み始めたのが、2年前の今頃。
神保町の内山書店で「赴宴者」と「低碳之路」を買いました。

それから、2年間で55冊の本を読みました。

中国語を始めて5年。話す中国語はおそまつなままですが、
頭の中には大分インプットされてきただろうか、と思います。

懲りずにせっせと原書の多読を続けていられるのには、
一つには楽しさもありますけども、もっと大きな理由は、ひそかな確信でしょうか。

多読を続けていけば、自分の語学力はきっと上がっていく。
そう思っています。

ただし、多読だけよりも、もっと強力な方法についても確信があります。
それは、「文章の暗記」+「多読」です。

これが最強のやり方だと思っています。
今は力量と気合不足で暗誦には手を出せていませんが、
暗誦も非常に大事な方法だと思います。

といいますのは、今多読をしていると、必ず
「暗誦」+「多読」の効能を実感することが多いからです。

学習初期の頃、よくテキストの文章を暗記していました。
その時覚えた文が、未だに自分の中国語表現の多くを占めていると思うのですが、
当時は片っ端から覚えて言った表現でも、忘れてしまったものは多いです。
どこで思い出すかというと、原書を読んでいて、同じ表現が出てきたときです。

テキストを暗記していなくて、うっすら記憶に残っている表現も、
原書で出くわすと、とても印象に残ります。
それが暗記した表現だったら、脳裏に焼きつく、といっても過言ではありません。

原書を読んでいると、ふと、
「これまでインプットしたものを脳内で再整理しているみたい」
と思わされることが最近多いです。

意識的な再整理ではなく、受動的な再整理です。
力をいれずとも、必要な表現は向こうから何度もやってくる、そんな感じです。

たまに成語テキストで勉強して、頭に残っている成語が原書で出てきたら
「一生忘れないだろう」と確認するほど、インパクトがあります。
それで一度で覚えた成語が、“居心叵测”。


今は文章の暗記はできていませんが、
同じ表現が出てくる度に、多読こそ・・・・!と確信を深めています。


多読の効能は他にもあります。
①語感が身につく
②辞書には絶対出てこない表現を学べる。しかもそれは、中国語でよく使われるものだったりする。しかし辞書にも市販のテキストにもない。
③内容に応じた言葉・表現の選び方の感覚がわかってくる。内容に応じた難易度の文章の選び方・選び具合がわかってくる。


①の語感。
これは文脈を離れたところでの暗記作業で会得するのはかなり難しいのではないだろうかと思っています。
語感にも2つ意味があります。一つは、前後の文脈から知らない単語の意味を推測する力、もう一つは、似た意味を持つ動詞の微妙な意味の違い、単語の使い分けを体得する力。
前者はよく言われますが、私は後者の方が重要だと思います。
わからない単語は辞書で調べることができます。使い分けに限っては、一番良いのは「身体(感覚)で覚える」のが一番かつ最短かつ確実と思うからです。後者を体得したら、文法的な理屈は不要となるのではないでしょうか。私が原書の多読にこだわるのも、この方法を手放すことができないのも、似た言葉を使い分ける感覚を身につけられるところが大きいです。

だからこそ、非ネイティブの方が書いた添削されていない文章を読むのが、自分には参考になることが多いです。
いわば、非ネイティブの作文はとっても良い教材です。


②については、原書を読み始めてまもなく気がつきました。

初期の頃、講談社の辞書を使い倒したことがあります。講談社の単語の例文にどの程度まで載っているか、大体のところは理解しました。慣用句として載っていなくても、単語の例文の中にわからない表現がのっていて、それで解決できることはありますが、それにさえも載っていない表現というものがどうやらある、ということを原書で知りました。
1冊、1冊と読む毎にそれを実感するので、以来、市販の参考書やテキストからも遠ざかっていきました。

これらは始めは意味がさっぱりわからないものばかりです。
中国人の友人に聞いても、しっくりくる回答がない。そのため、放置しました。
すると、どうやら中国語でよく使われる表現は度々出てきます。それが使われる文脈で、次第に意味がつかめてきました。さらに、どうアレンジしてよいかも、原書で色々目にすることができます。

辞書・テキストで学べない表現は原書ででてくる、しかもそれは放置していても自然と意味がわかるようになる、ということがわかりました。



原書といっても、ジャンルは様々です。
小説、エッセイ、紀行文、ルポタージュ、論文など。
そのジャンル、そして作者に応じて、文章のやわらかさ、堅さが異なります。
原書1冊のはじめの数ページ読むと、書き手の文章のやわらかさと選ぶ言葉の難易度が想像できます。
最近うすうす感じているのは、文章を書く時は基本、シンプルでいいのではないか、ということです。
大部分の原書は基本的な表現が多く、数行の簡易な描写の後、たまに成語がぽつりぽつりと出てくるほど。

余秋雨や毕淑敏の文章は、非常に格調高いもので、成語もたくさんでてきますが、
それ以外の大部分の原書で目にする文は、「シンプル」がベースにあるように思えます。
最近読んだ「小岗村的故事」も「独家披露」も「暗访十年」も、とってもシンプルです。
難しい表現は少ないです。
もちろんこれらの作品で出てくる表現のほとんどを、自然に使いこなせるわけではありませんが、
それでも「なんだ、こんなにシンプルなのか」と思わされます。

これも、文章を書く上でどのような表現を使うか、どれくらい成語を使用するか、どの単語を使用するかの見えないバロメーターになるわけですが、これも多読によって次第にわかってきたものだと思います。



多読のメリット、きっと他にも色々でてくると思いますが、今日は思いついたのを書いてみました。

当初は多読により語感が身につく、ということは予想していましたが、
その他の上記に書いたことは自分でも考えつきませんでした。

一言でいうと、「バランス」でしょうか。
これは身についたとはいえませんが。


以前の記事で100冊読了する頃にはレベルアップを実感できるかもしれない、と
書いたことがありますが、今は全然そんな気がしません。
語学の力がつく以外のところで、上記に書いたことなど、感じること、
発見することは色々ですが、中国語の底力アップはまだまだのようです。

暗誦も取り入れながら・・・前に進んで行きたいですね。。


さて、原書の読み方も、やり方は人それぞれと思いますが、
近日中に私の原書の読み方についても紹介させて頂きますね。

今のところ順調です>今週

目標を設定したおかげで、目標なしの時よりも
気が引き締まります。今週は今のところ順調です(^-^)

以下の通り、二点書きたいテーマがありますが、これは後日に。
①暗記と多読、特に多読が必要と思う理由、②ねかせることについて。



★8月15日の勉強★
「玉观音」p43〜81
中国語通訳への道 p97 音読×5回
NHK world news 8/13 野田内阁支持率为28% 音読×3回

3時間半

音読は1日も欠かすべからず>自分

今週は「週間目標」に音読メニュー多めにを組み入れました。
最近は音読をすっかりさぼっていました。

やはり口(筋肉)を動かす練習は、1日も欠かすべからず・・・・ということを痛感しました。

子音を明瞭に出すこと、声調を正確に発音すること、
さぼった期間だけ、これらも衰えます。
今後は音読を1日も欠かすべからず・・・・を心に決めました。

速いスピードに、十分な子音の発声が追いつくようになるまで、
明瞭な子音⇒繰り返し⇒早くしても明瞭な子音、を目指していきたいです。

はっきりシャープな子音、これが一番難しいなあと悩んでおります。。。。



★8月13日の勉強★
中国語通訳への道 p97 音読×4回
玉观音 p1~6

1時間

★8月14日の勉強★
中国語通訳への道 p97 音読×5回
玉观音 p7~42
NHK world news  8/13 「美军驻冲绳基地的背景和现状」音読×3回

3時間

【学習進捗】8/6~8/12の振り返り

先週、以下の週間目標を設定しました。

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①59冊目「小岗村的故事」読了→まとめをブログにup
②輪読「便衣警察」~p9まで完了
③ドラマを使った会話練習(「最后的底线」第6話まで完了)
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果たして結果はどうでしょうか!?@(・●・)@

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①59冊目「小岗村的故事」読了→まとめをブログにup⇒完了★
②輪読「便衣警察」~p9まで完了⇒p6・7のみ 未完
③ドラマを使った会話練習(「最后的底线」第6話まで完了)⇒第5話のみ 未完
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敗因の分析は、
①一度も早起きできなかった
②毎日やることをバランスよく配分できなかった

うーん・・・・・

もっとやりたいことがたくさんあるのに、これで良いのでしょうか@(・●・)@
いえいえ、これで良いわけがありません。

めげずに今週の目標を設定します。

★今週の目標(8/13~8/19)
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①60冊目「玉观音」読了→まとめをブログにup
②輪読「便衣警察」~p9まで完了
③ドラマを使った会話練習(「最后的底线」第6話まで完了)
④中国語通訳への道 音読 p97 5回/日
⑤NHK world news 8/13分のニュースを確認・音読(各3回)
⑥The Ghost p224~290まで読む
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音読量が不足しがちでやや焦っています。
②~⑤は全て音読に関連しています。

あぁ、焦ります~~(>_<)
①以外はプチストレスですよ~~(>_<)

まぁ、まず1週間様子を見てみましょう。
目標を達成できなかったとはいえ、週間目標の設定は
なあなあ防止に最適です。

【教えて下さい】勉強のやり方について読者さんからのご相談

先日、当ブログの読者さん(Aさんと呼ばせて頂きます)にお会いしました。

9月に出産を控えている方で、出産前に学習方法について
相談に乗って頂きたいとのことで、会うことになりました。

これまで面会で学習方法の相談を受けることはありませんでしたので、
私に的確なアドバイスをできるだろうか・・・と自信がありませんでした。

私のブログの過去記事をご覧になり、私がブログで紹介したテキストを
使用されているようです。

実際お話を色々うかがいましたが、私には「こうすればよい」と
明確なアドバイスをご提示することができず、
みなさんのお知恵を拝借したいと思うにいたりました。

Aさんにもブログでみなさんに聞くことについて、了承を頂いております。

以下のAさんのこれまでの学習概略をご覧になり、
今後、どのように勉強すればよいか?どんなテキストをどのように使用するのがよいか?
アドバイスを頂けますでしょうか??

アドバイスをいただける場合は、コメント欄にお願いします。
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学習暦:約1年半

■学習目的:現時点では趣味。

■現状レベル:中検3級(学習開始約1年で合格)
         中検2級 不合格(12年6月)筆記・リスニング 40点台

■他語学背景:英語圏の留学1年 TOEIC830 
以前仕事で英語を使用していた(会話含む)。

■学習の詳細:
①相原茂先生の参考書3冊からスタート
  ・NHK1年分を1冊にしたテキスト(テキスト名はわかりません)
  ・発音テキスト
  ・単語
②博雅汉语 精度 初级
③汉语口语习惯用语教程 黄色の本(日本版:ネイティブが話す中国語 ブルーの本)
④中级汉语听说教程

②・③・④とも1回はやっています。

他にお持ちの教材:
汉语速成シリーズ(紫の本)2冊

学習には、音読、テープを聴く、辞書を引く、シャドーイング、単語をノートに書く(これは最近から)といった方法を採用されています。

■生活の現状
2歳のお子さんが大変やんちゃで、1日つきっきり。来年から幼稚園。
これまで本屋にゆっくり行くこともできず、参考書は全てネット経由で購入。
9月に第二子出産のため、引き続き本屋に行くことは難しい。
学習している人のブログで情報を収集している。
携帯はスマートフォンではない。

■相談したいこと
①今あるテキスト1冊にしぼるべきか?
②出産後も勉強を中断することは絶対にしたくない。
細切れの時間しかとれない中、どのように勉強するのが効率的か?
(まとまった時間をとれない前提のご質問)

出産後、5日間ほど入院される予定ですが、入院にもテキストかiPodか何かしらの
勉強道具をもって行きたいとおっしゃっています。
学習に対して、とてもストイックに取り組む方です。

今回の中検は、試験前の数ヶ月間、つわりにより十分な勉強ができなかったことも影響しているだろうと思います。「汉语口语习惯用语教程」を一部やってから臨んだ中検3級の試験では、リスニングがとてもゆっくりに感じたそうです。

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こうしたらどうだろう?というアドバイスがある方は、
よろしければコメント欄にご記載くださいませ。

どうぞどうぞよろしくお願いしますm(__)m


Aさんへ:もし補足がありましたら、コメント欄をご自由に使ってくださいね。
(HNでなくて大丈夫です)

300冊読破レース59冊目「小岗村的故事」読了&まとめ

合上这部书,我不禁想到自己回到初衷的感觉;回到决定去中国的那天,回到应聘报社的那天,回到第一次见到松井耶依女士来到高中给我们讲演的那天。一切都有了共同点,真实报道。真实的事实记录对我来说多么重要而珍贵,前几年我几乎都没在意,甚至勉强不去想这件事。

这次看这部书,我再次确认自己应该走哪条路。虽然我表面上很冷静,但我内心感到有了一股久违了的激情正在猛力地冲撞着自己,当年自己下决心的那劲头,又回到了自己身上。

这部书不仅让我再次深刻的认识到真实报道的重要性,还让我重新认识到有些不真实的报道却被人们当作真正的事实。

中国的农村改革是在安徽省凤阳县小岗村开始的。
1978年的冬天,小岗村的18名农民举行秘密会议,齐心决定不怕杀头坐牢也要进行包干到户。现场的农名们在一张决议书上摁红手印,后来这张决议书被称作“生死契约”。

生死契约的带头人叫严宏昌。
这部书以严宏昌所经历的故事为重点,讲述小岗村从1978年那天起到现在的坎坎坷坷曲曲折折的艰难之路。其中许多故事,至今为止还没有被媒体正视过。

这些故事是作家陈桂棣和春桃对小岗村进行为期半年的采访而了解到的。

小岗村实施包干到户,是当年的中国不允许的。小岗村秘密地包干到户都是没粮无法吃饱逼出来的结果。当年不知饿死了多少人,大多数小岗村农民到外面讨饭去,严宏昌不能眼看着大家饿下去,他想只要对小岗人有好处,他杀头坐牢也认。

包干到户是把田分到各户后,经营,管理等种种环节的一切自主权都给了各户,以增加农民的积极性。每个农户把该给国家的给国家,该给集体的给集体,剩下的归自己,就是各户承包种田种粮。实施包干到户的小岗村果然富裕起来了。

温饱之后的小岗人后来怎样了呢?
出乎我的意料,经过艰难而漫长的道路才得到地委对包干到户认可的小岗人,居然与严宏昌之间思维上的距离渐渐地拉开了。

严宏昌是个有远见卓识的人。他不甘心小岗村有了足够的粮食填饱肚子就停止往前走。他到处奔波弄来了几个办工厂的好项目,却每次没能得到村民们的同意。这件事使他感到极为沮丧。当年大家团结一心地包干到户是因为大家已经走投无路,没有别的选择。现在不同了。大家都有吃有穿,温饱问题解决了,何必冒风险去办工厂?严宏昌挖心思去做大家的工作,却还是没能得到大多数人的同意。他后来想方设法不少次地试图把小岗村的经济提高,却每次遇到不少麻烦。这段经历的描述,看得我心里很不好受.....。

这次看这部书,我再次想到记录曾经发生的故事是多么重要。就像我们学历史是为了避免重蹈覆辙一样,事实的记录会给我们提供很多思考的材料与提示。尤其是事关当年社会与政治的事实,如果没有人去调查记录,当事人不在世之后,时间会慢慢地冲掉一切,从人们的记忆中消失地无影无踪。因此,事实的记录在我的眼里具有极为重大的意义。

我刚才谈到记录事实的重要性。报道重要是重要,但也有一定的难度。其难度在于采访调查的全面性。说是全面性,有三层意思。一个是角度,一个是心态,另一个是细节。就角度而言,这不说明大家也都知道,就是从客观的角度来看待事物,不要抱着成见去对待事物。就说心态,我认为这是做人的原则,对靠稿费谋生的人来说是首要而不可忽略的原则。你为什么要调查这件事?是否想要给社会带来良好的影响,想要拯救自己面前的那位受访者,还是为了生活?为了生活可以理解,前提是你对你采取的方式,你写到的内容是否问心无愧。最后谈到的细节,我认为难度特别大。

比如就小岗村的故事来说吧,这件事的开头就在1978年。事隔30年不说,还涉及到18名农户与当年的领导干部们,覆盖面太大了。18名农民谈到的细节是否一致?他们谈到的内容与当年每个报社所报道的内容是否一致?领导干部视察小岗村去过谁的家?报上说的领导干部访问小岗人家的顺序是否与当事人的讲述一致?当年的小岗队长是谁?30年了,有些小小的细节会容易被人忽略。30年里所发生的事情会被容易概括为简简单单的令人感动的故事,我认为这就是假报道产生的症结所在之一。

你采访的对象说了这件事,那么另一个人的讲述也是一样的吗?你是否核对过受访者们的讲述? 时间,人物的复杂性增添了调查的难度,即使注意到前面谈到的角度与心态,我认为采访者在进行调查的过程中也会不知不觉地做出错误的判断,这会报道出错误的事实。

还有一点。能否进行细细地调查取决于采访的技巧。我认为怎样问出正确无误的答复是最有难度的。你可以问,但不一定能问出你所要的属实而详细的回答来。你需要事先做好充分的准备与研究,还需要耐心而不断地提问,不仅仅提问,还要建立与受访者之间良好的信赖关系。这些工作不是说做就做的。我认为这部书都做到前面我谈到的报道应该具备的起码条件。

我不是记者,也不是靠稿费生活的人。但我有自己的记者原则。满足这三个条件的报道,在我眼里才是真正的报道。

这部书不仅让我知道之前不知道的中国改革第一村,小岗村的故事,还给我提供了无数的采访提示,我发现不知不觉中自己已找出以前找也找不到的一些答案。每次遇见这样的纪实文学,我不禁感慨万千。原来无法知道的过去发生的遥远的故事,有了记载就可以接触到它,书的意义不在这里,那究竟在哪里呢?


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《小岗村的故事》
陈桂棣 春桃 著
200千字
321页
读书期间:2012/8/1 - 8/11
写作时间:3个半小时
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★現役通訳者による講演会のご案内★8月26日(日)10時-12時半

中国語学習者、通訳を目指されている方々、必見情報です。

友人の泉川友樹さんが講演会をされます。


■講演名
1.国家指導者会見通訳が語る中国語学習法(講演者:泉川友樹さん)
2.翻訳通訳適正診断および仕事で稼げる人材の条件
  (講演者:㈱シーコミュニケーションズ 大羽りんさん)
 

■日時:2012年8月26日(日)10:00~12:30 

 
■場所:神奈川県民活動センター 
地図はこちらでご確認ください

 
■費用:500円

 
■申込:
こちらのURLから申込み

 
■定員:60名


泉川さんの主なお話は以下の通りです(概略です)。
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  1.私が経験した国家指導者会見通訳
  2.通訳あれこれ
  3.中国語学習の経験談
  4.まとめ
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泉川さんは温家宝総理、習近平国家副主席の通訳をされたことがあり、
中検1級ホルダーというすばらしい経歴を持ちながら、
そんなそぶりを見せない、とっても腰の低い気さくな方です。

私は個人的に彼の故郷への熱い想いにエールを送っています。


ご興味ある方は是非ご参加くださいね(^0^)

1週間単位の目標を設定するメリット

今週は違います!

いつもきちんと目標を立てずに勉強していましたが、
「今週の目標」を設定したところ、ノルマに追われている感が常時あります(^^;)

この方法は「中国語原書300冊マラソン!」の有一天さんのやり方をまねさせて頂きました。とってもいいですよ(^0^)

気が引き締まります。


今日はこれだけやって、明日はこれだけやらないと終わらない・・・
飲み会が入っちゃったから、今日はこれだけ多くやらないと終わらない・・・
とノルマに追われている焦りもあるのですが、よい勉強のペースになりそうです。

昨日は夕食の後、気がつかないうちに眠ってしまいました。
せっかく早めに帰宅して、夜しっかり勉強しようと思っていたのに
ちょっと残念でした。

その分、今日は直接家に帰るのがはばかられ、
カフェで2時間勉強して帰宅しました。

明日早めに起きて朝勉して、少しでも進捗状況に余裕を持たせたいところです。


★8月8日の勉強★
《小岗村的故事》 p197~202
20分

★8月9日の勉強★
《小岗村的故事》 p203~286
3時間


輪読、ドラマのノルマがまだですが、頭の中では
計画を練って上記のように勉強を進めています。
複数トレーニングのセットを習慣づけるには根気がいりますね。

本と出会うのもタイミング

今日はスクールでした。
これで良いと思った訳が全然だめだったり、他の人の訳がすばらしかったり、はぁと心の中でため息がでました。
面の皮が厚いおかげで、現状レベルに凹んではいませんので、引き続き自分にできる限りの範囲で勉強を続けます。

さてさて、今読んでいる「小岗村的故事」が面白くて止まりません。
この本も翻訳したくなりました。

物乞いに頼るしか生きる術のなかった小岗村の村人たちと共に、当時は許されなかった、各農家で農業を請け負い,国に収めた残りを自分たちの収入とする「包干到户」を、捕まって収容される覚悟でやりとげた严宏昌と村人たちの話です。

古い時代から新しい時代への移行期の中、現在では当たり前であることが全然当たり前ではなかった時代で、先見の明をもって果敢に挑戦していく严宏昌の知恵と勇気にも感銘をうけますが、何より心を動かされたのは彼の人となりでしょうか。

知らなかった事実を知ることができるから、本っていいですよね。。。
この本の中ででてきた気になる書籍をメモしておきます。

★≪小岗纪实≫ 温跃渊
★≪一剂必不可少的补药≫ 吴庭美

上記の本も、是非読みたいと思います。
原書の積読が50冊あって、今あるものを読み終わるまで新しい本は買わないと決めていましたが、いい本も知りたい事実も私を待ってくれないようです。
待たせる必要もありませんよね。
本も人も出会うタイミング、大事にします。


★8月7日の勉強★
≪小岗村的故事≫ 143~196ページ
翻訳スクール 授業

複数言語並行のこつはあるのでしょうか。

明日のスクール予習は、3分の2までやり終了としました。
自分の担当分は、先日訳した後、本日再度見直しをし、
意味が通るか吟味したつもりです。
これまで、意味だけ調べて訳した気になり、
理解しておくべき背景知識を無視した訳をしていたので、
今回はせめて翻訳に対する姿勢だけでも、
たとえ授業であっても真面目に…との思いで予習をしました。

(もちろん、仕事で翻訳する時は比べものにならないほど
エネルギーを費やして取り組みますよ!誤解なきよう…)

というわけで、自分の担当外は時間オーバーとなり一部未完です。
先生が強調されていた、「訳をぎりぎりまで吟味しなさい」の言葉を思い出しながら予習していました。


それにしても、複数言語を勉強されて、
原書も複数言語で読んでいらっしゃる方はすごいなぁと思います。
いまスローペースで読んでいる「Ghost」はかれこれ半年かかっていますが、まだ半分です。
今月中に読み終えられたらいいのですが。

みなさん、複数言語を同時に読んでいらっしゃるのでしょうか?
それとも言語ずつ、一冊読み終えてから次の一冊という風に読んでいらっしゃるのでしょうか?
私が選択する方法は、同時読みなのですが、同時ゆえに一方がおろそかになります。もちろん中国語がおろそかになることは決してなく、犠牲になるのはいつも英語です。

中国語はたとえ一日でも離れてはいけない(離れたくない)と思っているので、英語の原書を読んでいる間、中国語の原書を読まないことが恐ろしくてできない…そんな理由です。

この強迫観念こそが私を毎日飽きることなく中国語に向かわせてくれているので、強迫観念、ありがとうです。

ま、英日翻訳だけでもあっぷあっぷしておりますので、英語については無理のない範囲内で、デイリーに触れていきたいですね。

★8月6日の勉強★
「小岗村的故事」118~142
英日翻訳 スクール予習

3時間
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