January 2016

涙を堪えられなかった

《穆斯林的葬礼》を読み終えました。

中盤以降、ようやくページをめくる勢いがついてきて、最後の4分の1は一気に読みました。途中何度か涙を堪えられなくなり、号泣することもしばしば。

この小説には2つのエンディングがあるようです。私が読んだのは修正された方のもの。読後にもう一方の結末を調べてみて、自分がラストに抱いた違和感は合っていたのだと納得しました。

ストーリーに没頭しすぎて、夫から頼まれた翻訳の存在を記憶の彼方に追いやっていました。最近は都合の悪い記憶を喪失するのが実に上手くなってしまいました。

最後は速度をあげて読み終えてしまって、高速でエンディングまで到達した爽快感に浸るのも楽しいのですが、もっと細部を味わって読めば良かったと残念に思う気持ちもあります。

数日おいて読後のまとめを書くことにします。さて、次は何を読もう。わくわく。

カフェでもこっそり泣きながら読んでいました。

リプロダクションで前進を感じた

現在もリプロダクションの素材にはNHK world newsを使っています。

202日目はマイナス金利に関するニュースを選びました。
数字の多いものがなかったので、数字対策はおいておき、トップニュースを選びました。
苦手な経済のニュースで、気持ちもやや憂鬱ながら…。

意外なことに、以前よりも復唱の精度が上がった気がします。
正確に言えば、2回目以降の復唱の精度です。初回に完全復唱できないことは今でも多々ありますが、以前は2回目以降、複数聞いても文として言い終えられないことがよくありました。

以下のような文は、以前は2回聴いただけでは復唱できていなかったと思います。

对金融机构存放在日本银行的活期存款当中超过一定标准的货币实施负利率。

一部自分の言葉になっていましたが、今回は2回目に復唱する際に、文の構造が頭の中で整理されているのを感じました。

一方、以下のような文では、肝心な言葉を言い忘れてしまいます。

这一措施使得金融机构多余资金存入日本银行的利益有所减弱,因此,据认为,日本银行此举意在促使金融机构更为积极存储在日本银行账户中的资金出借给企业等。

時間をかけて考えれば落とさないところも、リプロの際には落としがちです。言っているつもりでも、録音を聞くと言えていないこともあります。

構文を瞬時に正確に組み立てる力を養いたいというのも、リプロダクションを続ける目的の一つです。

人との比較ではなく、以前の自分と比較して進歩を感じられると、語学学習において大きな励みになりますね。他の方が見たら何てことないと思うかもしれませんが、私にとって随分久しぶりに感じた小さな前進でした。

目標達成できるか実験中

今年の目標を立てた後、四半期毎に達成したい目標を設定し、さらに月単位に細分化してみました。果たして実現可能性があるのか?を判断するために、今月はお試し期間として実験的に取り組んでいるのですが、現状のままではすべての目標を達成するのは難ありのようです。

やるべきことを細分化して、それぞれを毎日短時間コツコツとやるのが理想なのですが、毎日固定のタスクを複数こなすよりも、月全体で目標を達成できればよしとし、日によってばらつきがあることを良しとする方が、私の場合ストレスなく続けられるようです。

そこで、リプロダクションや音読など、毎日やるべきトレーニングは毎日やることにし、その他まとめて取り組んでも問題のない読書やテキストは、毎日をノルマとせず、その日の調子を見ながら調整していきたいと思います。

今年は月に二冊原書を読むことを目標の一つにしているのですが、上記の方法でいけば、数日集中して短期間で読了してしまえば、他の日は別の未消化タスクに時間をかけられることになります。

今月のお試し期間で、すべてのタスクを毎日少しずつ、では目標の達成が困難なことがわかりました。今月の前半は"毎日少しずつ"にこだわっていたので、お試し期間をもう少し延長してから目標を再設定するか検討することにします。




リプロ200日目に発見した数字の壁

NHKニュースの株価関連の素材で数字の訓練をしているのですが、ある問題にぶつかっています。

中国語ニュースでリプロダクションをしたのち、その元原稿である日本語のニュース原稿を自分で読み上げて、evernoteに録音し、これを使って日中の同通練習もしています。

以下の日本語(太字)は逐次では対応できますが、同通ではまだクリアできません。
 

日経平均株価、27日の終値は、26日より455円2銭高い1万7163円92銭。東証株価指数=トピックスは40.47上がって1400.70となりました。1日の出来高は22億5757万株でした。

455円2銭を変換している間に、次の1万7163円92銭を書き取らなければならないのですが、数字を日中変換しながら他の数字を書き取ることができません。では、1文を聞き取ってから、遅めに言い始めればよいかとやってみたところ、東証株価指数を同時に書き取らなければならなくなるので、これも同じことでした。それでは、一切メモを取らずに、遅れずについていけばよいかと思いきや、455円2銭高いの「高い」を待ってから変換するので、必然的に455円2銭を言いながら次の数字を覚えるか書き取らなければなりません。書き取るのは日本語の数字なので難しくないのですが、中国語で数字を言いながら日本語で読み上げられる数字を書き取るのは易しくありません(私だけかもしれませんが)。

数字対策では、中国語を聞いて日本語に、日本語を聞いて中国語に変換することを、別々に行う練習ばかりやっていて、同時通訳における中日・日中が同時進行する(あたりまえの)状況を見落としていました!

途方に暮れていますが、まずは中日・日中の各変換を問題なくできるようにすることが前提と思われますので、引き続き数字が多く出てくるニュースを選んで練習していきます。

リプロダクション、やっと200日目を迎えました!

重くて怖いのに何故か優しさを感じる

孤独の歌声 (新潮文庫)
天童 荒太
新潮社
1997-02-28



初めて読んだ天童荒太さんの作品です。

読み進めるのが辛くなる残忍な描写が度々出てきますが、読書中に感じていた恐怖感が読了と同時にすっと消えたことが不思議でなりませんでした。

理想の家族像を追い求めて猟奇的殺人を繰り返す犯人の犯行は決して許されないものですが、犯人が犯行に至った経緯からは、彼もまた被害者であることがうかがえます。親によって自分自身を奪われ、家族の愛を求め続けた犯人が語る家族の思い出話には背筋が凍るものがありますが、何故でしょうか、次第に犯人が不憫でならなくなってゆきます。

犯人の他、ミュージシャンを目指してコンビニのバイトに明け暮れる少年、若き女性警察官もまた、人にいえぬ心の闇を抱えており、孤独について考えさせられる作品でした。

先の展開が気になり、最初から最後まで一気読み。夜の9時に読み始めて、明け方3時に読み終えるまで止められませんでした。

この作品で印象的だったのは、社会で忘れられがちな人たち、異質と排除される人たちに対する優しい眼差しと理解でした。一律に考えず理解を示そう、一歩踏み込んで理解しようとしてみよう、と言われているような。犯人が犯行に至った経緯、被害者とその家族・友人たちが事件後に直面していくであろう傷口に塩を塗られるような、しかしそれは他の人にとっては何てことのない些細なことについて、もう少し想像力を働かせて考えてみようと語りかけているように感じました。

女性警察官が抱える過去のトラウマを想像すると、一生それから解放されないことの辛さがあまりにリアルで、同様の社会的な事件を思い出しては、あの事件のあの少女もこういう苦しみを抱えて生きて行かなければならないのか…と考え込んでしまいました。

しかし一番の衝撃は、犯人の孤独と真の家族愛への渇望。私には犯人の心の声が最も強く聞こえてきました。

中盤からさらに速度を上げて読み終えてしまったため、できればじっくり読み返したい作品です。

サイトラ・逐次のパフォーマンスを録音して聞き手になってみる

蔡英文のスピーチでサイトラした後、読みリプロ、逐次をしました。

逐次はメモを取りながらやりました。このスピーチは1回に話す量は多くないので、理想はメモを最低限にして流れを意識して訳出したいところです。

サイトラ・リプロ・逐次のすべてを録音し、自分のアウトプットを聞くプロセスは欠かせません。

読みリプロでは、じっくり見て復唱ではなく、さっと目を通して復唱するよう意識しています。これは本番で直前に原稿が渡され、じっくり見ているゆとりがないことを想定しています。脳内処理を早くしたいという思惑もあります。

サイトラでは無意識の言い間違え、“口误”はありませんが、逐次では“口误”が数か所ありました。後半をばっさり忘れてしまった箇所もありました。本番だったらと考えると恐ろしすぎます。

「えー」は極力言わないよう意識しているのでこれは気になりませんでしたが、言い回しに無駄があったり、特に言い直している箇所は聞いている側に不快感を与えることがわかりました。急いだり、語尾にやけに力が入ってしまっている箇所も、聞く側にあまり良い印象を与えませんね。

自分のサイトラの訳に不満があり、もっと良い訳がないか考えている箇所がいくつかあります。また、この素材で出会った使い慣れていない用語は、Marieさんがご紹介されていた用例検索の方法(中国語翻訳トレーニング・用例にあたる)で、この機会にしっかり調べて、自分のものにする予定です。


ということで、もう少しこのスピーチで練習します。

台湾新総統の勝利演説を音読するのも良さそう

引き続き、蔡英文のスピーチです。

サイトラは終えましたが、まだなめらかに訳出できない箇所があるので、訳を練って繰り返し練習してみます。

ふと思いついたのですが、このスピーチを感情を込めて音読するのも良さそうです。意味を考え、訴えたいポイントに力をいれて読むことになるので、自然と抑揚がつき、普段ありがちな声調の幅が狭くなるのを避けられ、逆に声調の幅がよりはっきりするのではないかと思います。

日本語のスピーチを中訳する場合の表現のストックにもなるので、サイトラとともに、なりきり音読もやってみます!

蔡英文のスピーチ

同通練習をしました。



ゆっくりで聞き取りやすい発音ですが、同通しながらでは、変換が間に合わない部分、自分の発声により聞き取れず取りこぼす部分が多々ありました。同通でなく、ただ聞くだけでも怪しいところはありそうです。

スピーチ全文を入手したので、なめらかにサイトラできるよう練習してから、再度同通したいと思います。

スピーチ全文はこちらから

明日以降は他のトレーニングは後回しにし、このスピーチを消化させることを最優先させます!そうでないと後回しにしてしまいそうなので…。


上記動画では英語の逐次も入っているので、どなたか英語部分をカットしたものをご存知でしたら教えてください!


リプロダクションこそ朝にやりたい!

一体いつぶりでしょうか。久しぶりに朝勉をしました。

起きた時間が既に遅かったので、子どもが起きる前のわずか30分程でしたが、夜にやるのと比べて疲れづらく、集中力は高まる上、爽快な気分で1日を迎えられました。これは是非とも習慣にしたいです。目標は毎朝1時間。今日は中国語筋トレ・実戦ビジネス中国語しかできませんでしたが、リプロダクションこそ朝に片付けてしまいたいです。

というのも、最近リプロに取り掛かるのに腰が重くて重くて、毎回気合いを入れてやっているありさまです。きっと夜は読書など負荷の少ないものを身体が求めているのでしょうね。「あ~リプロやりたくないなぁ、でもやらないといけないなぁ・・・」と思って取り掛かっています。

一旦始めてしまえば、一通りリプロした後に、日中・中日で同通練習したりして、調子づいてくるのですが、始めるまでに以前よりも気合いが必要で、さぼってしまう日もあります。現在195日です。

前回の記事で書いた通り、株価関連のニュースを使用して取り組んでいるのですが、数字の復唱だけでなく、中日の同通でも数字をボロボロ落としてしまうこともわかりました。

ところで、Evernoteをプレミアム版にしたところ、こんな機能を発見しました。リプロ用の素材原稿は「リプロダクション」のタグに保存しているのですが、過去に保存したもののなかから関連原稿を表示してくれるだけでなく、関連ニュースのリンクまで表示してくれるようです。同じ内容の素材で復習したり、背景をより理解したいときにとっても優れた機能だと思いました。



同学のねずみのチュー太郎さんが、中国語筋トレの勉強会を今度は大阪で開催されます!
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苦手分野の攻略作戦

中国語に対する自信を高めるために、苦手意識のあるもののうち、一定期間で効果を実感できそうな下記2つに取り組んでいます。


①基礎フレーズをまごつかずに瞬時に言えるようにする
(kickstartyy2016のテキストです)
過去記事:新年を待たずに今始める!年末年始特別企画に参加します #kickstartyy2016

このテキストのPartⅠ~Ⅲの「関連文型」を使って練習しています。



使えば使うほど素晴らしいテキストだと思います。同じく塚本先生による下記の本もありますが、大変残念なことに、この本の関連文型の音声はCDに収められていません。一方、上記テキストは、本文以外に関連文型の音声もCDに収録されているのでありがたいです。



②数字に強くなる

入手しやすいNHKニュース素材で、株価関連のものを選んで集中的に取り組んでいます。

日経平均株価だけであれば数字を書き取り、文全体を正確に復唱できても、その後のトピックスも合わせて書き取ろうとすると、ボロボロ落とします。一文をまず正確に数字も含め復唱するのはもちろんですが、現場であれば、数字が連続で出てきても待ってはくれないので、この手のニュースを使用して、パラグラフ単位で数字を書き取りながら正確に復唱できるようになる必要があります。難しいですが、避けては通れない道。がんばります。やった分だけ確実に効果が現れるはず!と思っています。


他にもやっておかなければならないものはありますが(地名を中日で言えるようにする等)、同時にたくさんのことはできないので、まずは上記から取り組んでいます。

長い語学学習の道のりにおいて、自分の語学力が上がっているのかわからず、さまよっているように感じることがありますが、いくつか範囲を狭めて、集中的に取り組むことで、自信を持てるものが増えていけば、中国語全体に対する自信もついてくるのかもしれないと思いました。

以前は、自己分析に基づいて勉強メニューを考える、ということができていなかったのですが、英語の通訳トレーニングをされている方たちのブログを拝見しているうちに、様々なヒントをいただくことができました。感謝!
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