《穆斯林的葬礼》を読み終えました。

中盤以降、ようやくページをめくる勢いがついてきて、最後の4分の1は一気に読みました。途中何度か涙を堪えられなくなり、号泣することもしばしば。

この小説には2つのエンディングがあるようです。私が読んだのは修正された方のもの。読後にもう一方の結末を調べてみて、自分がラストに抱いた違和感は合っていたのだと納得しました。

ストーリーに没頭しすぎて、夫から頼まれた翻訳の存在を記憶の彼方に追いやっていました。最近は都合の悪い記憶を喪失するのが実に上手くなってしまいました。

最後は速度をあげて読み終えてしまって、高速でエンディングまで到達した爽快感に浸るのも楽しいのですが、もっと細部を味わって読めば良かったと残念に思う気持ちもあります。

数日おいて読後のまとめを書くことにします。さて、次は何を読もう。わくわく。

カフェでもこっそり泣きながら読んでいました。