権威ある中国語の先生方は、やはり何百冊もの本を読んでいるのでしょうか。
おこがましいですが、当代作品の原書マスターになりたくなりました!いや、なります!

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「毎月、現地の本屋へ行きたいな」と言ったら、友人が、
「それくらいならできるんじゃない?」。

確かに。もっとお金があれば。

最新のブームをつかみ、それらを読んで、タイムリーな記事を書く、
そんな生活にどっぷりつかったらどんなに楽しいでしょう!
ブームだけでなく、文学作品もどんどん発掘して紹介していく。
通訳と同じくらい、上記のことをやってみたいです。

冬以降に、大分時間ができそうなので、
11月にまた原書会を開催します(^^)
大分先ですが、それ以降は定期的な開催を目指します!

82冊目の「挙報」を読み終え、83冊目は海岩の最新作「長安盗」!
期待感たっぷりで早速読んでいます。

台湾の小説「打喷嚏」はゆっくりと読んでいます。
こちらは通勤や合間など、自宅・休日以外の時間帯に、のんびり読んでいます。
繁体字をまとまった時間で読むと、まだ重荷に感じてしまうので・・・。

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今年になってから読んだ本はどれも良いですが、
やはり文学賞を取るだけあるのか、1冊だんとつ印象深い作品があります。
刘震云「一句顶一万句」

ラストが鮮明に印象に残る作品はそう多くなく、
これまで最も印象に残っていたのは、海岩の「便衣警察」でした。
刘震云「一句顶一万句」は、ラストの印象がいつまでも消えないだけでなく、内容もとびきり良いです。おそらく、「自分に正直に生きなさい」というメッセージをこめた作品を私が特に好む傾向があるからかもしれませんが、あれほど大好きな毕淑敏も海岩も、この作品の前ではかすんでしまうから不思議です。

作品への印象は、時間を経るにつれて変わっていくものなので、
以後、私の印象も変化していくかもしれませんが、今年になって読んだ本では一押しです。