雷米

見所はプロファイリング!明け方まで止められない面白さ 119冊目《心理罪 画像》

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作者・雷米は瀋陽にある公安部直属の警察学校(大学)で刑法学を教えているようです。

シリーズ2作目の「画像」を読んで、作者が犯罪心理学にいかに精通しているかがわかります。非常に研究している印象を受けます。

タイトルの「画像」とは、”犯罪心理画像”のことで、捜査でわかった情報を元に、犯人の行動、動機、心理的特徴、生活習慣、社会的地位、家庭環境、経済力、容貌などを分析し、犯人像を割り出していくこと。つまりプロファイリングのこと。

主人公の方木は、シリーズ1作目の「7番目の読者」でプロファイリングの才能を開花させ、本作は前作に続くシリーズ2作目。方木が犯罪学を専攻する大学院で次々に猟奇殺人事件が起きます。この事件が起きる前から、方木は、警察が難解事件に直面するたびにアドバイスを求められる、コンサルタントのような存在になっていました。J市で起きた連続殺人吸血事件の犯人像を、プロファイリングで見事に割り出したところから、本作のメインテーマとなる事件が動き出します。

てっきりこの連続殺人吸血事件が今回のメイン事件かと思いきや、これは始まりにすぎませんでした。

猟奇的な殺人描写は私の得意とするところではないのですが、あまりダメージを受けずに読み進められたのは、方木がプロファイリングするところが読み応えがあったからです。そして、この作家さんは、描写に無駄が全くない。すべてが事件に関わる描写になっており、不必要にも不足にも感じさせるところがありません。

シリーズ第1作、第2作を読んで意外に感じたことは、犯人は結構早い段階でわかるのですが、わかった後でも面白さが半減することがないこと。

『心理罪』シリーズを満喫するためには、この記事で書いた通り、以下の順序で読むことをお勧めします。

《心理罪之第七个读者》
《毒树之果》
《心理罪之画像》
《斯金纳之箱》
《心理罪之教化场》
《月光的谎言》
《心理罪之暗河》
《心理罪之城市之光》
《两生花》
※青文字タイトルは番外編とされる短編作品。

驚いたのは、最初に読むことが推奨されている「7番目の読者」は最後に完成された作品のようなのです。ずっと構想段階にあったようなのですが、今回「画像」を読んでいて、「7番目の読者」が後から書かれたとは思えなかったので、驚きでした。

このシリーズはこれまで読んだ原書の中で、読むのを最も止められませんでした。昨晩は夜中の2時半まで読んで読了しました。日本語の小説から遠ざかった理由が、読み始めたら気づいたら朝になっていた、ということが何度かあったからですが、まさか中国語の原書でもこんなことになるとは。。。私のようにコントロールが効かなくなるタイプには体力的にしんどい本です。もちろんそれだけ面白いということ。誰か読まれた方いらっしゃったら感想お聞きしたいです!


昨天晚上(准确的说今天凌晨)看完了《心里罪之画像》,深深体会到推理小说的厉害。看到书的一半的时候,我已经猜到凶手是谁。尽管如此,离尾声越近,越迫不及待的看下去,直到两点半才看完。

比起上一部的《第七个读者》,《画像》的故事设计得更加周密,复杂,让读者佩服作家无论是对犯罪学,还是对心理学,都颇有研究。作家说得对,如果要了解比较完整的故事,就应该从《第七个读者》开始,然后看番外短篇的《毒树之果》,接着看《画像》。《第七个读者》是方木读本科时的故事,《画像》是以方木读研的J大学为舞台。

方木读本科时,他的学校死了不少人。凶手最初的杀人动机是报仇,后来方木偶然地发现有一本书的借书卡上的几个人与被害人一致,他认为可能借书卡上的人就是凶手的目标,就成立了自保小组。这却给凶手提供了继续杀人的”灵感“。破案到现在,方木一直对此耿耿于怀,对被害人一直有挥之不去的内疚感。这使得他继续对在警方破案过程中提供凶手的心理画像(画像是指仅靠犯罪现场就推测出犯罪嫌疑人的职业背景,家庭情况,幼年经历,性格习惯甚至体貌特征等)。

J市接连发生了杀人吸血事件。凶手勒死被害人后,解剖被害人的胸腹吸血。刑警邰伟为此找方木分析凶手的特征。方木配合警方的侦察活动,提供关于犯罪嫌疑人的画像后,警方按照方木提供的凶手特征很顺利地找到凶手,成功破案。刑警邰伟为了表达对方木的感激之情,特意把差点儿失去女儿父亲的感谢信交给J大的校长。校长得知本校的学生为找到凶手起到了关键作用,就在全校的学生面前表扬了方木。对此,方木十分恼怒。

方木是在J大的犯罪心理学专家乔教授眼里最出色的学生。但乔教授对方木参与警方侦察活动很有意见。究竟是出于什么原因,方木不得而知。

从那时候起,J大接连发生了残忍无比的命案。邰伟不止一次的找方木听听他对此案件有何看法。方木最初不太愿意再次参与这起案子。一是在因为读本科时的遭遇足够让方木母亲担心。母亲希望方木过着普通人过的日子。二是因为这时候的方木从刚刚来到J大时的沉默寡言,不接近他人的状态终于开始摆脱,慢慢地与周围的同学建立起再普通不过的良好关系。他不想再失去这样难得的平常生活。不过,他破解犯罪嫌疑人的画像天赋似乎不允许他过着与人家一样的日子。经过几起命案发生后,方木意识到这次的凶案是冲着他来得,凶手就是想要与方木较量能力。方木知道凶手最后的目标是自己,并且在自己被杀之前,还有几个人就得死的时候,他从骨子里感到恐惧。

书中出现的几起案件都是惨不忍睹。因为凶手模仿了历史上有名的连环杀人犯的手段,包括日本杀人犯宫崎勤。这些残酷的描述很吓人,不过从犯罪心理学的角度来看,这本书的确值得一看,让我看到一个人从正常状态变成精神崩溃的详细经过。

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《心理罪之画像》
雷米 著
字数不明
读书期间:2016/8/13 - 8/18
写作时间:1小时20分钟
面白度:★★★★★
病みつき度:★★★★★
難易度:★☆☆☆☆
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中国の格差社会・学歴社会を垣間見ることのできる大陸人気ミステリー 117冊目『心理罪 第七个读者』

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中国語で初めて読んだミステリーでした。軽い気持ちで読み始めたら、止まらなくてびっくり!あっという間に読み終えました。先が気になって仕方がなく、仕事も高速で終了させました(笑)

心理罪シリーズの主人公・方木がその才能を開花させた、大学時代の事件の話のようです。作者・雷米は『心理罪』の読み進め方として、以下の順番を進めています。

《心理罪之第七个读者》
《毒树之果》
《心理罪之画像》
《斯金纳之箱》
《心理罪之教化场》
《月光的谎言》
《心理罪之暗河》
《心理罪之城市之光》
《两生花》
※青文字タイトルは番外編とされる短編作品。

私はkindle電子書籍で5シリーズをセット買いしました。ネット情報によると、紙の本も電子書籍でも《心理罪之第七个读者》に上記の青文字の話が番外編として収録されています。

現在、《心理罪之第七个读者》、《毒树之果》を読み終え、《心理罪之画像》を読んでいるところですが、作者のおすすめする順番で読むべき理由がわかりました。最初のころの話や、短編集(ここでは主人公は別の人)の話が後ろでもでてくるのです。

1冊ごとにストーリーは完結するので、1冊読むだけでも十分楽しめます。

ミステリーということで、ストーリーを楽しもうと、"中国"を意識して読まなかったのですが、《心理罪之第七个读者》の読後に印象深く残っているのは、意外なことに中国が絶望的なまでの格差社会、学歴社会で、出生地がもたらす影響が極めて大きいこと。貧困家庭出身の青年が成功を手に入れたいと思ったとき、わきめもふらずに勉強せざるを得ない現状がよくわかります。そして、例えクラスメートと一見極めて良好な関係を築いていても、出身による格差が生み出す他者への嫉妬心、越えられない壁があるということも読んでいて感じました。

残忍な犯行手段は目をそむけたくなりますが、その後味の悪さよりも中国社会を垣間見ることのできる作品、という印象が色濃く残ったのが意外でした。これは《老师好美》や他の作品(タイトルを思い出せない・・・)でも感じたことでした。

あと、ミステリーを初めて読んで思ったことですが、先を知りたくなるので、推理ものが苦手でなければ原書をこれから読まれる方にはミステリーもおすすめできると思いました。



这是一部以大学为舞台的推理小说。心理罪系列的主人公方木的第一个故事。作家雷米建议第一次看《心理罪系列》的读者从《心理罪之第七个读者》开始读,以便能够了解完整的故事。方木上大学时遇到过让人极其痛苦的事件。通过《心理罪之第七个读者》,方木显露出与众不同的天赋:解读杀人犯的心理状态,家庭背景,犯罪动机,生活环境,社会地位,文化水平。但完全施展出方木的解读犯罪心理的天赋,那是以后的事了。

方木就读的大学发生一起命案。被害者是方木的好友周军。周军是半夜蹲在马桶时从背后被勒死的。死因是机械性窒息。周军杀人事件发生不久,师范大学又发生了命案。这次的被害者为女生,叫佟倩,是校园里著名的"美人"。佟倩是在26楼的复印室里替教授复印文件时遇到凶手。

接连发生的杀人事件带来的恐惧和不安很快就笼罩在整个学校。以往的喧嚣,打闹,没心没肺的声音都烟消云散。让刑警邢之森困惑的是无法查清凶手的动机,使得侦察活动无从下手。通过两起案件警方基本判断出凶手可能是师大的学生。可是从庞大的学生中找出一个凶手,是极其费时费力的事情。

在侦察活动没有进展的情况下,师大又出现了新的死者。这次是一对恋人。男生被打死,而女生是被乙醚昏过去后,被脱光了所有衣服,一丝不挂的捆在旗杆。这时候是冬天,气温降到零下二十度,这位女生是活活的冻死的。

方木感觉到凶手的手段从当初的原始的方法逐渐变得讲究,似乎追求某种艺术般得完美。方木有点害怕自己居然能感受到杀人犯的心理。他开始琢磨凶手的心理状况。有一天,方木在图书馆里偶然地发现一本书的借书卡上有三位被害人的名字:周军,佟倩,宋飞飞。方木觉得凶手有可能打算杀光所有这张借书卡上的人。这张借书卡上居然也有方木和他的室友的名字。

方木把这张卡交给警方,警方却没当回事。既然得不到警方的支持,方木觉得只能自己保护自己了,就成立了WPO小组,即we protect ourselves小组. 借书卡上的人共十几个人。都是经济学院和法学院的学生。于是分成两组,各组都由一个人带头。法学院是方木,经济学院是陈希。

WPO小组为了保护自己天天在一起行动,天天在食堂集合一起就餐。不过,接下来的几个月没有发生杀人事件,使得借书卡上的人们放松警惕,觉得类似的事件不会再发生。渐渐地一起行动的人变得少。各组的带头人方木和陈希在这个过程中互相产生好感,就开始谈恋爱。

师大会不会再发生命案?方木能否找到凶手?让人更加惊心动魄的画面还在后面!

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《心理罪之第七个读者》
雷米
字数不明
读书期间:2016/8/6 - 8/12
写作时间:1小时20分钟
面白度:★★★★★
病みつき度:★★★★★
難易度:★☆☆☆☆
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中国語ミステリー『心理罪』に初挑戦中☆

中国で購入してきた電子書籍・『心理罪』。
実物の本は分厚く、全部で5冊というボリュームから臆していたけれど、いざ読み始めたら面白くて止まりません!しかもとても平易な中国語。すいすい進みますよ~。

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全シリーズを電子書籍で読むため、途中で読み返すのが不便で、最初の内容を忘れてしまいそうです。そのため、Twitterで都度、内容をつぶやくことにしました。

この本にはタイトルの横に第1、第2と順番を示すものがありません。どれから読んでよいか一見わからないのですが、序章にビギナーは『心理罪 第七个读者』から読むのがよいとありました。








興味のない方にはうっとおしいつぶやきが続いて申し訳ないです💦
どなたか一緒に読み始めてくれたら嬉しいなあ♡


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