通訳

【中国語×医薬】で最初に思い出してもらえる存在になりたい

出産してまだ3ヵ月経たないころ、あるエージェントに応募しました。

産後、初めて翻訳の仕事を受けたのは生後2か月になる前でした。

納期までに納品したものの、首・肩をさらに痛め、仕事はしばらく無理・・・と思っていた時、医療専門のエージェントの募集を見ました。

産後まだ3ヵ月にならなかった頃でした。
1日にできる仕事時間は限られていましたが、チャンスを逃したくなかったので応募し、登録面接に行きました。

通訳の求人でしたが、通訳案件をすぐに受けるのは母乳の関係で現実的ではありませんでした。
仕事再開後のために、と思っての応募でしたが、先方から翻訳ならご自宅でもできませんか?と声をかけていただきました。

トライアルの機会をいただき、合格。そこから診断書・検査報告書などのカルテの翻訳を受けるようになりました。

カルテの翻訳依頼はこのエージェントからが一番多いです。


医薬の場合、(私のケースですが)、仕事が安定してあることはまだなく、波があります。
それでも、この会社以外に、他の会社からも「医薬専門の人」と覚えていただいているようで、他社からもカルテの翻訳で声をかけられることがあります。

あの時、子どもが生まれたばかりだから、を理由に応募を見送らなくて本当に良かったです。

私の知る限り、あの時以降、この会社の求人を見かけていないからです。


最初は数行に1,2時間かかっていましたが、今ではカルテの翻訳が一番の得意分野になりました。

医療通訳の勉強のためにそろえた専門書も大活躍しています。

少しずつ、医薬×中国語だったらAyumiさん、と言われるようになりたい、と思い始めました。

驕らず、油断せず、目の前のことを丁寧に、そして翻訳を必要とする人の気持ちを想像しながら、これからも仕事していきたいです。

☆---------------------------------------------☆     
<受講生募集中>

知識ゼロから医療通訳者を目指す方向け
現役医療通訳者・薬剤師が教える「病気・身体の仕組みをゼロから学べるオンライン医療通訳講座」

中国語学習者向け・医療メールマガジンの配信を始めました。
詳細はこちらの記事をご覧ください

原書会などのイベント案内・ディクテーション配信(音声・文字)はこちらから
Ayumi Chinese Book Cafeメールマガジン

☆---------------------------------------------☆     


育児でブランクあり、今から中国語の通訳、翻訳になれるの?

以前中国語を勉強し、中検準1級ももっていて、留学経験あり、仕事でも使っていたけれど、出産を機に勉強を中断し、数年経っている。今から仕事で中国語を使いたい、通訳・翻訳の仕事をしたい、でもなれるの?

と思われる方は少なくないと思います。

私の場合は、フリーになった矢先の妊娠だったので、嬉しい反面、今から頑張りどきだったのに〜という焦りがものすごくありました。会社員の頃は、翻訳は副業で少ししていましたが、中国語は仕事では使っていなかったので、通訳キャリアはフリー=ほぼゼロからの開始。で、すぐに産休に入るぞ、という状況になりました。まあ、何もないところからのスタートでした。

でも私は「私でも通訳、翻訳の仕事をもらえるの?」と思ったことは、少なくともフリーになるのを決めた2013年には考えませんでした。もっと前、通訳になりたくてスクールに通っていた頃、2010年頃はよく考えていました。通訳翻訳ジャーナルを読んだり、憧れの方の記事を壁に貼って、いつか私も…!と想像していました。

フリーになるのを決意した年、会社で中国語の通訳もしたことなかったですが、なれるのかな?は考えませんでした。

なぜか?

それは、なれるかどうかは行動をおこしてみないと誰にもわからないからです。確実に言えるのは、行動を起こさなければなれない、ということです。

エージェントに応募しなければ仕事も得られませんし、周囲が私の夢を知らなければ紹介してもらうこともありません。なりたいな、と思っているだけでは理想の現実は向こうからやってきません。だから、今からでも通訳になれるかな?とは思わず、どうすればいいのかな?何をすべきかな?ということを考えていました。

通訳は最初は専門とは無関係なものばかりでした。毎回ゼロから準備して、時には失敗したり、ミスを全員の前で指摘されたり、にらまれたり、早く訳しなさいよと言われたり、辛いこともありました。私の専門が薬学だから、通訳において有利だと感じたことは医療以外ではまずありませんでした。医療通訳の仕事をいただけるようになったのも、資格も関係しますが、行動に起こしたからです。本当にそれにつきるのです。

では、ブランクがある場合、どこから勉強すればいいの?と思われるかもしれません。何でもいいと思います。手軽に入手できるNHKニュースを使って逐次通訳してみたり、一文ずつきいて何もみずに復唱できるか試してみたり、シャドーイングしてみたり。やってみて、まあまあできればもっと負荷のあるトレーニングをすればいいですし、全然できないなら持っているテキストの中国語を読んで訳せるか試してみたり。やるべき勉強法は人それぞれ違います。

何かを差し出すことなく簡単に得られるものはありません。何かを差し出す、とは行動に移すことも含みます。なるには論について悩むよりも、まずYouTubeで短い動画で通訳演習してみる、中国語のニュースを翻訳してみる、それでどうしようもできない自分を知ってから、「やっぱり無理、諦めよう」でも、「頑張ってみよう」でも決めればいいのです。

少しずつ行動を起こすようになり、やるのが当たり前になると、なるには論の模索のループから解放されます。私はフリーになってから、通翻訳ジャーナルは買っていません。読んで参考になると思うことがあまりなかったからです。友人から数冊もらったものもありますが、開くのも億劫で本棚で眠っています。なるための道筋は人それぞれ違いますし、他人の歩みを参考にするのはいいですが、その通りにやったからといって同じ結果が得られるわけではありません。その時の時代、市場、その人の背景、性格など複数の要素によって決まるので、人の歩みを参考にするのは程々に。いずれ、人の歩みに全く興味がなくなる日がきます。

まだ伝え切れないことがありますが、この記事で伝えたかったのは、やりたいならすぐに行動してほしい!ということです。行動を先延ばしすると、いずれ後悔する日がきます。後からじわじわ強まる後悔を味わって悔しい思いをするか?それとも行動して失敗して涙を流すけど、再びチャレンジするのと、どちらを選びますか。もしそれでも行動する気になれない、モチベーションがあがらないなら、本当にやりたいことではないということなので、やらなくていいのです。

私は今では中国語にも通翻訳にもあっさりした気持ちですが、この世界に入る前は憧れが強くて、仕事が欲しくて仕方なくて、1日に20社トライアルに応募したりしていました。応募するかについて迷ったことはありません。応募しなければ、相手に私の存在を知らせなければチャンスはやってこないからです。

「私でも今から通訳、翻訳になれるの?」と思う方、今からできることをすぐにやってみてください。

具体的なことはやってから考えればいいです。今すぐできることを今やってみましょう!





専門用語は複数の言い方を知っておいた方がよい

電話での医療通訳は時に通信状況の影響を受けます。

対面であればクリアに聞こえる音声でも、電話越しではとぎれとぎれになることがあります。

「乙肝」と聞こえたけれど、念のため「乙型肝炎」であるか確認したところ、間違いありませんでした。

略語だけでなく、他の表現方法も知っておくと、環境要因に左右されても正確さを保つことができると思いました。

まだまだですが、少しずつ前へ進んでいるのを感じます。

法廷通訳 失敗してお土産をたくさんいただきました

法廷通訳でした。

今回の案件は随分特殊なようです。

法廷通訳に対する私のイメージは、
まず刑事事件の場合、被告の尋問は事前に弁護士と打ち合わせが行われ、
法廷で何が飛び出すかわからない要素は少ない印象を持っています。
書面が作成されるタイミングによっては、開始前に慌てて通訳者が内容を確認するということもありそうです。

民事訴訟では、書面を提出し、主張、反論を繰り返し、判決にいたる、という流れで、弁論は書面を通じて行われる印象を持っています。

しかし今回は本当に「口頭で」弁論をしました💦
慣れない法廷通訳でこんなものを引いてしまうなんて・・・。

事後にずっともやもやがあり、この案件に対して弱気になっているのは力不足を感じたからだと思っていました。しかし、夫に話を聞いてもらっているうちに、そうではなく、全く別の要因だと気づきました。

総合的には引き受けたことで学べたことがありました。
チャレンジし、失敗したことによる収穫でしょうか。

まず、中国語力を今上げる努力をしなければ、同じような難易度の案件が来た時に対応できないことを思い知ったこと。仕事に追われてトレーニングが・・・だなんて、通訳の仕事を受け続けていく以上、言い訳なのだと思いました。

今よりもっと上手くなって、講演会や司会、同通の仕事を受けたいという気持ちはあるので、「今のままではとうてい無理だよ」と案件を通じて教えてもらえた点はよかったです。

また、相手がばーーーーーーーーーっと話すタイプ(止めようとしても止めてくれない)の通訳の難しさを痛感できたのも収穫でした。「~が」「ただし」で巧妙に文が切れない話に対し、短期記憶と要点をつかんで流れを頭の中にイメージすることは難しいですね。。

最後に場を適度にコントロールする難しさ。通訳するタイミングを確保すること、主張したくて仕方ない一方をおさえて、通訳をやりおえる忍耐強さ。話の内容に通訳者が先にうんざりせずに、意思疎通に徹し続ける忍耐力と誠実さ。些細なニュアンスの違いで話が食い違っていきかねない怖さも痛感しました。

正確に、忠実に訳す背景には、スキルの他、思いのほか「忍耐力」「根気強さ」があるのだなと初めて感じました。


「法廷通訳なんだけど受けられる~?」
「空いてるからOKよ~」
のノリで引き受けていた自分にビックリですが、
上記に書いたことって実際に経験しないと、身体で感じられないのです。
身体で感じて、必要なトレーニングが何か見えてきました。
私の中国語は現状のままでは使いものにならないことも思い知りました。

本当に良い経験をさせていただきました。感謝!

18342285_10203405288609737_3146769483131668466_n


☆---------------------------------------------☆     
【募集中】「医療通訳のための医学講座」夏季講座
オンライン枠は残りわずか。

中国語学習者向け・医療メールマガジンの配信を始めました。
詳細はこちらの記事をご覧ください

原書会等のイベント情報配信をご希望の方はこちらから
イベント情報の事前案内に申し込む

☆---------------------------------------------☆  


病院での通訳

病院で通訳しました。
普段やる医療通訳は電話なので、会社員のころ行き慣れていた病院とはいえ、現場での通訳はやや緊張しました。

検診の通訳でしたので、数をこなせばパターンがわかってきて、診察時の通訳よりも取り組みやすそうです。

検診の最後に結果を医師が説明する場面で、医療用語がかなり登場しました!登場する人体用語の多さに戸惑いましたが、受診者に結果が伝わり一安心です。

各検査が終わるごとに、スタッフが発していた説明フレーズを全てメモしました。最後の医師による説明は覚えきれませんでしたが、覚えている限り医療用語と説明内容をメモしました。

検診現場で知ったフレーズは宝物です。
これを活用して次回までに通訳の質をもっと上げたいと思います。


仕事を通じてメンタルコントロールがうまくなった

通訳、翻訳、授業と複数の業務が続くと、通訳の前日に翌日のことにじっくり時間をかける、ということができないのですが、これはこれで悪いことではないようです。

1つは、あれもこれもやらないといけない状況におかれると、時間を効率よく使うようになります。
例えば通訳Aの準備は今日〇時間、通訳Bは〇時間、授業準備は〇時間みたいに。上限が決まるので、不安に駆られていつまでも同じ案件の準備をしなくてすみます。

2つ目は、やらなければならないタスクが複数あると、それをこなしている間は不安を感じにくくなります。

通訳業務の前日はソワソワして、時間を効率よく使えないことが多いのですが、複数の予定が続くとムダを大分省けるのがわかりました。

以前であれば通訳前日に授業準備もするなんて考えられませんでした。翌日のことで不安でいっぱいだったので。今では子供が体調を崩すといったどうしようもできない不安定要素も加わったせいか、少しでもできることは前倒しで進めるようになり、通訳当日を迎えるまでのメンタルコントロールが大分上手になった気がします。

一方で、時として私は開き直りすぎる傾向があるので、これは自制しなければいけません・・・。

☆---------------------------------------------☆     
【募集中】「医療通訳のための医学講座」夏季講座
オンライン枠は残りわずか。

中国語学習者向け・医療メールマガジンの配信を始めました。
詳細はこちらの記事をご覧ください

原書会等のイベント情報配信をご希望の方はこちらから
イベント情報の事前案内に申し込む

☆---------------------------------------------☆  

先に知識で重装備してしまうデメリット

来週は通訳2件と授業を控えています。

まだ授業の準備が終わっておらず、月曜日が頑張りどころです。

授業の準備をしていると、医学について知らないことの多さを思い知ります。
もし通訳の仕事を始める前に、自分が”どれだけ知らないか”を知っていたら、
かえって飛び込めなかったかもしれません。私の場合、特に通訳においては”無知”だったからこそ仕事を始められた要素が大きいと思います。

仕事を始める前に勉強するのが大事なのは否定できませんが、
先に知識で重装備してしまったら、あれ忘れたら・これ忘れたらどうしよう・・・という不安で現場に出るのがますます怖くなりそうです。

失敗しない人なんていませんし、やはりどこかでふんぎりつけて、
「えいやっ!」と思い切り飛び込むことが大切だと思います。

少しずつ慣れてきても、緊張したり不安になることはよくあります。

そういう時は、残りの限られた時間内でベストを尽くすしかないのだ!と自分に言い聞かせます。そうすると、不安がしゅるるる~っと(短時間ですが)消えてくれるのです(^^)


☆---------------------------------------------☆     
【募集中】「医療通訳のための医学講座」夏季講座
オンライン枠は残りわずか。
直接お申込みページへいくにはこちらから↓
厚生労働省カリキュラム準拠 医療通訳のための医学講座(夏季)


中国語学習者向け・医療メールマガジンの配信を始めました。
詳細はこちらの記事をご覧ください
Ayumi Medical Magazineの登録ページはこちらからどうぞ

原書会等のイベント情報配信をご希望の方はこちらから
イベント情報の事前案内に申し込む

☆---------------------------------------------☆  

通訳の打診が増えてきた

フリーランスで本格稼働して今年で2年目になりますが、時期により仕事の打診が増えたり減ったりする波を感じます。

ここ数日は連日通訳の打診があり、来月のスケジュールが埋まってきました。仮案件のものも確定のものも。

昨年からお付き合いのあるところでは、こちらからお願いしたわけではないにもかかわらず単価を上げてくれたところもありました。

昨年は通訳経験が非常に少なかったので、場数を踏むため・経験値を上げるために展示会ブース付き通訳から始め、少しずつ声をかけていただいたお仕事に広げていきました。展示会通訳を皮切りに有識者インタビュー、アテンド、文化交流、テレビロケ、セミナー、医療、裁判などのお仕事をさせていただきました。

これは大正解だったと思います。まず実績表に書く内容が充実し、ぱっと見たときのアピール力が変わりました。あと、場数を踏むのに展示会通訳は最適でした。

今年も経験値を上げるため、引き続き展示会通訳をやろうと思います。

展示会の仕事は5月から増え始めるので、この仕事をしたい人はエージェントの業務が落ち着く2〜3月や8月に応募するのがいいと思います。人の手配で忙しくてバタバタしている時に応募しても気づかれずにそのままになる可能性もありますので。

私は今は展示会の商談通訳が多めで、次に多いのが医療通訳。医療通訳は少しずつ増えてきていて、今後は通訳では医療通訳の仕事を増やせるよう意識して種まきしていこうと思います!


通訳と翻訳の両立では悩んでおり、これをどうバランスよくこなすかは今年の課題の1つです。特に翻訳で頭がクラクラするほどフル回転で仕事すると、声出しトレーニングする余力が残りません…。

チャレンジな通訳

英語をやるぞと燃え始めてましたが、
来月荷の重い通訳がきそうなので、こちらに注力します。

リピートはないかもと思っていた法廷通訳です。

裁判は次回弁論の予定。
ゴールデンウィークはこちらを意識したトレーニングを優先させることにします。頑張らねば!




動画を使った練習

授業で使おうと思っている部分をやってみました!

日本語30秒くらい、メモなしで聞いて、中国語で大体の内容を再現する練習。
そっくりそのままでなくても良しとしますが、医師の伝えたいポイントは落とさないように。

やりやすいところから2箇所抜粋してやってみました。
冒頭とエンディング。

日本語なので30秒くらい楽・・・と思いきや、
中国語に変換するときにポイントを落としてしまったり、簡単ではありません。

この方法すばらしい!と思ったのが、
日中のアウトプットの練習ができることに加え、疾患の内容が頭に残りやすくなりますね。





☆---------------------------------------------☆     
今年夏開講の医学講座、近日中にメルマガでご案内予定です。

中国語学習者向け★医療メールマガジンの配信を始めました。
詳細はこちらの記事をご覧ください
Ayumi Medical Magazineの登録ページはこちらからどうぞ

原書会等のイベント情報の案内を見逃したくない方はこちらからどうぞ♪ 
イベント情報の事前案内に申し込む


☆---------------------------------------------☆  

livedoor プロフィール
最新コメント
follow us in feedly
メッセージ

名前
メール
本文